焙煎ロボのこだわり

こちらの記事では焙煎ロボの特徴について説明させていただきました。

今回の記事では「焙煎ロボのこだわり」について書いてみたいと思います。こだわったところはいくつもありますが、その中から3つの点を取り上げてみます。

焙煎時の熱をできるだけモーターに伝えないようにする


焙煎ロボは、コーヒー豆を焙煎する際に火を使っているために、どうしてもかなりの高温になってしまいます。その熱をいかにしてモーターから遮るか、これが大きな課題となりました。

モーターからロースターまでの長さを取る

試行錯誤を繰り返した結果、現在の形になりました。下の画像を見ていただければわかりますが(タップ・クリックで拡大)、コーヒー豆を入れているロースター部分からモーター部分までの長さをできるだけ取っています。

焙煎ロボのこだわり①

モーターから近すぎると熱を遮断することが難しくなりますし、離し過ぎるならステンレスを多く使うことになりコスト高になるし、重くなる。そこで試作を繰り返して最も良い位置になったのが現在の物です。

モーターへの熱を遮るプレート

そしてモーターへの熱を最小限にするために、ステンレスのプレートを一つ設置しました(上の図の緑色の囲み)。

このプレートと、そして前述の長さをうまく取ることでモーターへの熱を最小限に留めています。この「モーターへの熱を最小限に」というこだわりにより、モーターへの熱を60℃以下にすることができました。

これによりモーターを長持ちさせることができます。つまり、ご購入くださった方には焙煎ロボを長く使っていただけるというメリットが生まれます。

撹拌ブレードの取り付け位置

二つ目は、「撹拌ブレードを適切な所に取り付けた」という点です。下の画像をご覧下さい。
焙煎ロボの撹拌ブレード

ロースターの中に撹拌ブレードが2枚取り付けられているのが見えると思います。この2枚のブレードにより、効率的に豆を撹拌することができ、ムラを少なくすることができます。この位置をたくさんの試作品を作って現在の位置に落ち着きました。初心者でもムラの少ないコーヒー豆の焙煎をお楽しみいただけると自信を持っています。